まだまだ積雪量が多い北海道の中でも、比較的雪の少ない苫小牧市では、道内最速のオープンを目指す糸井の森パークゴルフが3月20日より営業を開始する。同コースではタイヤショベルや除雪機などで大まかな排雪を行い、その後はボランティアの除雪隊が丁寧な手作業でコースを整備。みるみる芝のコースが出現する様は壮観だった。先行して18ホールのみのオープンだが、「3月末までには全36ホールをオープンさせます!」と同コースの白岩千年社長は話していた。さあ!いよいよ2013年シーズンも幕開けだ!
「北海道の春到来をつげる大会」として、すっかり名物大会となった全道パークゴルフ愛好者大会。今年で3年目となる同大会は、毎年全道各地から大勢のパークゴルフ愛好者が胆振・苫小牧市に集結して、冬の間の出来事や近況報告、そして今年にかける思いを語りながら、パークゴルフを通じて楽しく交流する大会だ。今年は、4月14日(日曜日)、苫小牧の糸井ゴルフパーク54と糸井の森パークゴルフの2会場で開催される。
現在、参加受付は「第3回全道パークゴルフ愛好者大会 参加者受付特設サイト」で申し込みを受け付けている。同特設サイトでは10名様まで同時エントリーが可能な、ラクラク申し込みフォームが利用できる。(エントリー完了時には、今や伝説となっている胆振地区パークゴルフ協会連合会・野澤武夫会長のキャッチフレーズ「胆振をなめんなよ!」の誕生シーンが…)。また、昨年の開会式での萩史之さんの爆笑!選手宣誓シーンが動画で見られるとのこと。さあ!急いでエントリーしよう!
NPGA公認「2013相馬・松川浦カップ」は、全国大会の掉尾を飾って今年の12月8日(日)に福島県相馬市の相馬光陽パークゴルフ場で開催される。大会は従来の2日間競技から、1日45ホールで行われる。読者からの問い合わせに、本紙がコースに直接確認した。
福島県広野町にある二ツ沼総合公園パークゴルフ場は、東日本大震災による放射能汚染の影響を受け、現在も閉鎖中だが、その除染作業も昨年中にほぼ完了し、全面芝を張り替えて、この春にはみかんコース・やまゆりコースの18ホールをオープンさせる予定だ。残る二ツ沼コース・さくらコースも今秋に再開される予定だ。
冬の穴場的なコースとして人気を博している北海道勇払郡の佐藤農園屋内パークゴルフ場は、隣接する屋外コースの感覚を楽しめるゆったりとした距離とアンジュレーションが魅力のコースだ。
今冬は3月一杯でクローズを予定しているが、佐藤進社長は「皆さんがよし!と言っていただけるなら」と、来季は9ホールを増設して27ホールの本格的屋内コースを目指す方向だ。
本紙恒例の「ニューイヤーパークゴルフ大会」等の開催コースとして、おなじみの北海道上川郡東神楽のスリードーム屋内パークゴルフ場は、道内屈指の本格的冬期施設として人気を集めているが、今季は3月一杯で営業を終了し、来年はもう一棟9ホールを増設し、36ホールのスケールメリットをもつ屋内コースとなる。
現在でも関東最大級の45ホールをもつ、茨城県下館市にある下館パークゴルフ場が今年度内に増設工事を完了し、来春には本格的72ホールを誇るコースが誕生する予定だ。
コースは花と緑にあふれた庭園風、晴れた日には関東屈指の名山・筑波山の眺望が楽しめる。
同コースがあるザ・ヒロサワシティには、自然と健康の郷として、短期・長期住居や「生活農園」等、多くの施設がある。今から心待ちにしているファンが大勢いるようだ。